ENNE T250詳細仕様公開・特許出願完了のご報告

平素よりENNE T250をご支援、応援を頂き誠にありがとうございます。

 
ENNE T250は発電機を搭載しており、ペダルをこいだら発電機が回る仕組みとなっています。発電された電力はバッテリーを介さず直で駆動用モーターに行く仕組みにすることにより、漕いだら漕いだ分だけ進む仕組みとしました。
そのことにより、ユーザーは直感的に自転車に近い感覚で運転をすることが可能です。また、本機の駆動はモーターでのみ行うことにより、特定原付の制約である20km/hを超えないよう電子制御をしております。この仕組みは警察庁および警視庁との意見交換時をした際に当社の機構は20km/hをこえて加速しないということを説明いたしました。
また、ENNE T250の駆動用モーターは250Wとなっておりますが、発電機は350Wのものを搭載しております。この理由は多くのユーザーがペダリング可能なケイデンスに合わせて有効な発電量になるように調整したためです。それによりペダルを漕いだ際の航続距離が大幅にアップすることとなりました。
ENNE T250のペダルは単なる足置き場ではありません。


■ENNE T250について
6月3日からの先行販売では想定をはるかに上回る販売数量となり誠にありがとうございました。
ENNE T250について特許の関係もあり、未発表の部分がございましたが、7月21日付で無事特許出願が完了しましたため、当機についての詳細をご報告いたします。
なお、これまで製品ページ等で紹介してきた機能はすべて利用可能ですので、ご安心ください。


【ENNE T250の製品詳細】
ENNE T250は発電機を有しています。ペダリングを行ったら発電機が回転し、電力が生成されます。生成された電力はバッテリーを介すことなく駆動用モーターに直で送られ、タイヤが回転するという仕組みとなっています。
250Wの駆動用モーターに対して350W発電機を搭載することにより、ユーザーが扱いやすい速度帯で有用な発電が可能となります。それにより航続距離を大幅に伸ばすことが可能です。
その他にもハンドル両端にはウインカー兼最高速度灯を備えており、20km/hモードでは点灯、6km/hモードでは点滅をします。

 
【走行モードについて】
ENNE T250は2つの方法で走行することが可能です。
1 .   アクセル  当社以外すべての特定原付と同じようにアクセルをひねると各速度設定の上限まで加速します。
2 .   ペダリング ペダリングをすることにより、発電した電力をモーターに送り、駆動をします。ペダル回転数が低い場合や坂道などは発電だけでは駆動することができない場合がありますが、その場合はバッテリーから不足分の電力を供給することにより加速を行います。感覚的には電動アシスト自転車のような乗り心地に近い走行方法です。
*なお、性能的にはバッテリーを取り外した状態でもペダルを漕いでいる限りは保安部品も作動し、モーター駆動で走行することが可能です。ただし、安全面を考慮し、公道ではバッテリーを抜いた状態もしくは充電切れの状態での走行はご遠慮ください。

【ENNE T250の適法性について】
インターネット上でペダル付き特定原付は違法であるという旨の内容を目にします。
おそらくペダルの用途は通常の自転車と同じことしかできないと決めつけて構造上20km/hを超える可能性を指摘するものと思います。
ENNT T250の駆動はすべてモーターを介して行っておりますので設定した速度(20km/hもしくは6km/h)を超えないように制御が可能です。
当社はENNE T250について警察庁および警視庁と意見交換を行っており、20km/hを超えない制御ができる構造であることを説明いたしました。
すでにご購入のお客様やこれから購入を検討されるお客様はどうぞご安心ください。

 

【スペック】
速度モード(km/h)
6km/h,20km/h
重量(KG)           
18Kg
最高速度(KM/H)
20km
車体最大荷重(KG) 
150 kg
純電気航続距離(KM) 
40-70
最大航続距離(KM)
100~160
モーター定格出力(W)
36V250W
モーター瞬間最大電力(W)
500W
発電機定格出力(W)
350W
対応地形
都市/山地
バッテリー
Panasonic等 14Ah/10.4Ah/7.8Ah
最大登坂勾配
30°
ハブ 
マグネシウム合金
防水レベル 
IP54
フレーム素材 
アルミニウム合金
製品保証
フレーム2年間 バッテリー・モーター1年
フロントフォーク 
アルミニウム合金
ブレーキタイプ 
ディスクブレーキ
車体色
 ホワイト/ブラック/ベージュ/ブルー/グリーン/ピンク